7月のライブの音をチェックしながら思い出したこと。。。
『届かないなら』を歌った後に、
「私は5年前から格差について歌っていたのですね...」などと冗談めいたコメントをした直後から、実はひどく後悔していました..。
倉佐木玲那がステージの上からそんな発言をするなんて(...笑)
この時代、時流・・・
半ば流行語のように使われている「格差」や「品格」などという言葉は、
もう、その言葉本来の意味、重みと別のイメージにまみれてしまっていますよね。
そんなワードと聖なる碧茶-aocha-ソングをくっつけてしまったことを、とても反省しています。。。
『届かないなら』は碧茶-aocha-始動の時に創った第一期ソング。
大好きなメンバーとセッションを重ね、みんなに何度もリクエストしてもらった大切な曲。
『届かないなら』の主人公はいったい何に届かなかったのか?
本気で愛した人に想いが届かなかった?
自分の描く夢、自分像に届かなかった?
・・・その真相は曲の中にしかないけれど...
自暴自棄な歌詞の中にも、
ガツン!とまっすぐに強い想いを持ち続けた主人公なりのプライドは肩に感じながら歌っています。
ところで・・・
格差?、品格?、
なんのことだろう?
人はどの星に、どうなふうに生まれても、
一生分の幸福の量、持分は同じだとずっと信じているし、間違っていないと思います。
人は日々、いろんな価値観の中で自分がどこなのか探しながら、
自分で自分を幸せな方向に運んで行けたらいいんじゃないのかな。
そんな主人公像を描きながら、これからも碧茶-aocha-ソングを創っていきますね。
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